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残業代請求対応

残業代請求対応

ある日突然届く「内容証明郵便」。その残業代請求、放置は命取りです。

「退職した社員の代理人弁護士から、突然内容証明郵便が届いた」
「『未払い残業代〇〇〇万円を支払え』と書いてあるが、心当たりがない」
「固定残業代を払っているから、追加で支払う必要はないはずだ」

経営者として、こんな事態に直面し、頭を悩ませていませんか?

未払い残業代の問題は、在職中の従業員だけでなく、退職した従業員から、ある日突然、突きつけられるケースが後を絶ちません。それは、経営者が気づかないうちに社内に埋め込まれた「時限爆弾」です。初動を誤れば、たった一人の請求が、数十万円、数百万円という想定外の支払いに繋がり、会社の財務状態に大きなダメージを負わせることになりかねません。

「払うべきものは払ってきた」その認識が、法的には通用しないかもしれません。

企業でよくある残業代請求トラブル ―「うちも…」と思ったら要注意

残業代をめぐるトラブルは、決して他人事ではありません。以下は、私たちが実際に受けてきたご相談の典型的なケースです。

退職した社員から、弁護士経由で請求が来た
最も多いパターンです。退職後、しばらく経ってから、弁護士名で内容証明郵便が送られてきます。在職中は何も言わなかった従業員からの突然の請求に、裏切られたような気持ちになる経営者の方も少なくありません。

「管理監督者」だから残業代は不要だと思っていた
「部長」「店長」といった役職を与えているから残業代は不要、という考えは非常に危険です。法律上の「管理監督者」と認められるハードルは高く、経営と一体的な立場にあり、出退勤の自由が保障され、その地位にふさわしい待遇がなければ、役職名に関わらず残業代の支払い義務が生じます。

● 固定残業代(みなし残業代)で支払いは完了しているはずだった
固定残業代制度は、多くの企業で誤った運用がなされています。①基本給と固定残業代部分が明確に区別でき、②固定残業時間を超えた分は別途支払うことが就業規則や雇用契約書に明記され、③実際に超過分が支払われていなければ、制度自体が無効と判断され、全労働時間に対して残業代の再計算を求められるリスクがあります。

● タイムカードがなく、正確な労働時間を把握していなかった
「タイムカードがないから証拠はないだろう」は通用しません。PCのログオン・ログオフ履歴、メールの送受信履歴、業務日報、果てはビルの入退館記録まで、あらゆるものが労働時間の証拠となり得ます。証拠が不十分な場合、裁判所は従業員側の主張にある程度沿った形で労働時間を認定する傾向があり、企業側が不利になりがちです。

適切な対応を取らない企業の、恐ろしい末路

残業代請求を安易に考え、無視したり、不誠実な対応を取ったりすると、企業は三重のダメージを受けることになります。

1. 【金銭的リスク】支払額が雪だるま式に膨れ上がる
支払うべきは、未払い残業代だけではありません。裁判所に訴えられると、未払い額と同額の**「付加金」、そして年単位の「遅延損害金」**が上乗せされる可能性があります。請求額が膨れ上がることも珍しくなく、一気に資金繰りを圧迫させかねません。残業代請求の時効は3年に延長されており、請求額は高額化する傾向にあります。

2. 【連鎖的リスク】他の従業員からも次々と請求が起こる
一人の請求を認めてしまったり、訴訟で敗訴したりすると、「あの会社は請求すれば払う」という前例ができてしまいます。他の現役従業員や退職者が「自分も」と続き、連鎖的な請求に発展するケースもあり得ます。

3. 【信用的リスク】「ブラック企業」の烙印を押される
労務トラブルが何らかの形で外部に知れ渡ってしまった場合、労働基準監督署の調査が入るリスクが考えられます。また、訴訟が公開されたりすれば、企業の社会的信用にヒビが入ることは避けられません。そうなると、採用活動が難しくなったり、取引先や金融機関からの評価も低下したりするなど、今後の事業活動に大きな支障が生じかねません。

弁護士が教える、残業代請求対応の「正解」と「不正解」

請求が届いたとき、経営者が取るべき行動と、絶対にやってはいけない行動があります。

【NG行動】無視する・放置する
最悪の選択です。相手は必ず次の手(労働審判や訴訟)を打ってきます。もし何の対応もしなければ、訴訟などに発展したときに対応が後手後手に回ってしまうことは避けられません。

【NG行動】感情的に反論・直接交渉する
「お世話してやったのに」「期待を裏切るのか」といった感情論は法廷で何の意味も持ちません。お気持ちの部分と事実とを明確に区別して話すことが重要です。

● 【OK行動】まずは冷静に事実を確認する
請求書が届いたら、まずは慌てずに、相手の主張する労働時間や計算根拠の基礎となる事実関係を、社内にある客観的な資料(タイムカード、PCログ、給与台帳、雇用契約書、就業規則など)と照らし合わせて確認します。

● 【OK行動】速やかに弁護士に相談する
事実確認と並行して、できるだけ早く弁護士に相談してください。相手の主張に法的な弱点はないか、自社の勤怠管理や給与体系に法的な問題はないか、専門家の視点で分析し、取りうる選択肢(交渉、訴訟など)と、それぞれのメリット・デメリットを整理します。

残業代請求対応を弁護士に依頼する、4つのメリット

この複雑でリスクの高い問題を、経営者が一人で抱えるべきではありません。弁護士に依頼することで、企業は守りを固め、未来への一手を打つことができます。

1. 法的な反論で、請求額を正当な金額まで減額できる
相手の主張する労働時間に休憩時間や業務と無関係な時間が含まれていないか、残業代の計算方法は正しいかなど、法的な観点から相手の請求の妥当性を精査し、支払う必要のない部分については毅然と反論します。その結果として、支払額を減額できる可能性があります。

2. 交渉の「盾」となり、経営者を守る
弁護士が会社に代わって交渉の窓口となることで、経営者は、元従業員や相手方弁護士との直接対決という精神的負担から解放されます。その結果、本来の事業に集中することができます。

3. 労働審判・訴訟という「法廷闘争」を有利に進められる
法的手続きに移行した場合でも、専門家として、証拠の提出から法廷での主張・立証まで、あらゆる局面で企業のために戦略的に活動します。

4. 「二度と起こさない」ための再発防止策を構築できる
目先のトラブルを解決するだけでは不十分です。場合によっては、弁護士が、社労士と協同し、貴社の給与体系、勤怠管理、就業規則などを全面的に見直し、将来の残業代請求リスクを根本から断つための具体的な改善策を提案・実行します。

長野・飯田の残業代請求対応は、ミカタ弁護士法人にお任せください

私たちは、これまで数々の残業代請求トラブルを解決に導いてきました。その経験から断言できるのは、弁護士への「早期の相談」こそが、傷口を最小限に抑える最善の策だということです。

請求が来てから動くのでは、後手に回ってしまいます。請求が来てからのご相談はもちろんのこと、「うちの残業代の仕組みは、本当に大丈夫だろうか?」 少しでもそう感じたら、ぜひ一度、私たちにご相談を。

私たちは、長野・飯田に根ざす企業の皆様の「味方」です。 経営者の皆様が安心して事業に邁進できるよう、法務の力で盤石な守りを築きます。グループには社労士もおりますので、社労士と協同してご相談にあたることも可能です。もちろん、初回相談は無料です。手遅れになる前に、どうかお気軽にご連絡ください。

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